CRP

CRP(C-reactive protein, C反応性タンパク)は、急性期タンパク(acute phase protein)の内の1種類である。そしてこのCRPは、病原体の侵入や組織障害によって活性化されたマクロファージから生成される腫瘍壊死因子・インターロイキン6などの炎症性サイトカインによって肝臓で産生されるものである。 健診時には血清CRPを測定するのであるが、血清CRPは急性期タンパクとして感染症・心筋梗塞などの組織壊死・動脈硬化を起因とする病変・悪性腫瘍などで増加することが知られている。従って、CRP値の増加とは体内に炎症が存在することを示唆していると分かり、炎症の原因となっている疾患を鑑別していく必要があるだろう。 血清CRP値が高く出ている場合には感染症・関節リウマチなどの膠原病・心筋梗塞などの組織壊死・動脈硬化性病変・悪性腫瘍などの存在が疑われ、それらを鑑別することが重要である。そのためには、検査結果だけでなく問診・身体所見も併せて詳細に聞き取ることも大切である。動脈硬化性病変の存在が疑われる場合には、血圧脈波検査・頸動脈エコー検査・血管拡張機能検査などを用いてより精密な検査を行う。

2021-8-12/CRP

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