胃がんは、内視鏡治療で治そうとした場合、残った胃に新しいがんが出来る場合もある為、定期的な検査は必要になります。手術で切除した時も根治切除が出来れば、長期生存が期待できます。しかし、胃が半分以上なくなってしまう為、食生活は変える必要が出てきます。具体的には「少量ずつ」「何回かに分けて」「よく噛んで」「ゆっくり」と食事をする事が基本になってきます。新しい胃腸の状態に応じた食べ方を少しずつ慣らしていきましょう。水分をとる際には、固形物と別の時間にする事によって、固形物を腸で吸収する時間をゆっくりにする事に繋がります。手術が出来ない時は、抗がん薬治療になりますが、１年が標準の生存期間であるとされています。とはいえ、やはり大切なのは日頃から健康的な生活習慣を送る事、そして早期の段階で発見し治療する事だと言えるでしょう。

2021-10-12/胃がんの治療法