不正確な情報に惑わされない

「アトルバスタチン」と「ピタバスタチン」はどちらも薬の代謝にCYPが関与しています。
しかし、「ピタバスタチン」の代謝にはほとんど関与していないため、CYPに関連した相互作用が少ないという特徴があります。従って、代謝酵素CYPに影響する抗菌薬や抗真菌薬を併用している場合は、CYPとの相互作用が少ない「ピタバスタチン」が適しています。
「ロバスタチン」、「アトルバスタチン」、「ピタバスタチン」などの「HMG-CoA還元酵素阻害薬(スタチン)」は、世界中でたくさん使われている薬であり、そのために、雑誌やインターネットなどで根拠もなく批判されていることがあります。
このような状況があるため、不安をあおられ薬の服用を勝手に中断してしまう患者さんもおり、中には薬の中断により心筋梗塞を起こし死亡してしまった例もあります。医師や薬剤師は、なぜ薬が必要なのか、薬を飲まないリスクにはどういったものがあるか等をしっかりと説明し、患者さんが不正確な情報に惑わされないようにすることが必要です。

2020-08-15/不正確な情報に惑わされない

サイト制作者

name:nii☆

mail:info@scandinavianapartments.com

comment:健康診断について記載してます(^▽^)/
皆で元気に長生きしましょう!

免責事項

このサイトに掲載している情報にもとづき閲覧してくださっている方々がとった行為に伴い、閲覧者の皆様や、第三者の方に損害が発生したとしても、サイト制作者である私は責任を負うことが出来ません。
またこのサイトに掲載している情報は随時修正・削除を行う可能性や、時代の変化等の要因で情報が正しいものではなくなる可能性がありますので予めご理解の上サイトを閲覧ください。

ページのトップへ戻る